ポールのワールドツアー
ポール・マッカートニーは1989年から1990年代の半ばにかけて2回のワールドツアーを行っているが、ここでの引用は、1989年9月26日のノルウェー、オスロ公演を皮切りに4大陸を股にかけて展開されたツアーのことである。
(1993年にスタートした2回目のツアーについては、用語集[16] のページを参照されたい。なお、2002年のジャパン・ツアーについては「ポール・マッカートニー/ジャパン・ツアー2002」をご参照)
ステンド・グラスを用いたアート作品で知られ、また、ポールのアルバム「タッグ・オブ・ウォー」
(1982年リリース) のジャケット・デザインを担当したブライアン・クラークの作品が背景のセットとして使用されたほか、コンサート開始前に上映される短編映画の監督をリチャード・レスターが務めたことでも話題となった。
筆者も1990年3月の東京ドーム・コンサートに詰め掛けた人間の一人だが、この時のポールは見るからにコンディションもよく、彼本来のエンターテイナーとしての才覚に加え、ロックンローラーとしてのビート感が申し分なく発揮された素晴らしいライブだったように思う。
なお、このツアーにおけるレコーディングは、CD2枚組によるアルバム "Tripping The Live Fantastic" (1990年リリース) として発表された。また、ツアーの様子を伝える映像としては、リチャード・レスター監督による映画「ゲット・バック」(1993年公開) がある。
以下に、このときのツアー・メンバーとコンサートの開催国を記しておく (一貫して同じメンバーによるコンサートである)。
メンバー: ポール・マッカートニー (ボーカル、ベース、ギター、ピアノ)、リンダ・マッカートニー (キーボード、ボーカル)、ヘイミッシュ・スチュアート (ギター、ベース、ボーカル)、ロビー・マッキントッシュ (ギター、ボーカル)、ウィックス (キーボード)、クリス・ウィッテン (ドラム)
開催国: ノルウェー、スウェーデン、ドイツ、フランス、イタリア、スイス、スペイン、オランダ、米国、カナダ、イギリス、日本、ニュージーランド、オーストラリア、ブラジル (以上、15カ国)
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