米国テネシー州出身のソングライター、ボーカリスト、キーボード・プレイヤー兼ラッパー。１９６４年にスタックス・レコードと契約。オーティス・レディング、サム＆デイヴのセッションやソング・ライティングに加わりメンフィス・ソウルの中心人物として活躍する。ソロ・アーティストとしての代表的なアルバムには「ムーブメント」（１９７０年）、「トゥ・ビー・コンティニュード」（１９７０年）など。

１９４４年生まれ。米国ジョージア州アトランタの出身。６０年代前半のロカビリー、カントリー、ポップス界を彩 ったアイドル的な女性シンガー。とりわけナッシュビルで録音されたバラッド・ナンバーの「アイム・ソーリー」はブレンダの最大のヒットになるとともに、以後のナッシュビル・サウンドの原形を成した作品として有名。また、エルビス・プレスリーやビートルズとのステージでの競演を含め、６０〜７０年代以降のロック／ポップス界において精力的な活動を続けた。

シンガー兼ギタリストのトム・ペティ、ギタリストのマイク・キャンベル、キーボード・プレイヤーのベンモント・テンチを中心に結成され、１９７６年にデビューした米国のロック・グループ。サザン・ロックに適度なポップ感覚のアレンジをミックスしたサウンドで人気を集め、７０年代後半から８０年代にかけて多くのファンに支持される国民的なロック・バンドへと成長した。代表的なアルバムは、デビュー作の「トム・ペティ&ザ・ハートフレイカーズ」（１９７６年）、「ハード・プロミス」（１９８１年）、「サザン・アクセンツ」（１９８５年）など。 （ご参考：ボブ・ディランのリンク集の関連アーティストへ）

米国コネティカット出身のシンガー、ソングライター。５０年代のポップス・シーンでソングライターとして活躍し、ロイ・オービソン、ボビー・ヴィー、リック・ネルソンらに作品を提供。その後、１９６１年からはシンガーとしての活動を開始して多くのヒット曲を生み出した。また、ローリング・ストーンズのジャガー＆リチャーズ作品「ザット・ガール・ビロングス・トゥ・イエスタデイ」を取り上げて米国でヒットさせたことでも知られる。主なヒット・ナンバーには「ルイジアナ・ママ」、「リバティ・バランスを撃った男」など。

１９７６年に「ラモーンズの激情」をリリースしてアルバム・デビュー。オリジナル・メンバーは、ジョーイ・ラモーン（ボーカル）、ジョニー・ラモーン（ギター）、ディー・ディー・ラモーン（ベース）、トミー・ラモーン（ドラムス）の４人。複雑化するロック・サウンドを背景にシンプルかつストレートなロックンロール・スタイルを復活させてセックス・ピストルズやダムドに影響を与え、パンク・ロック・ブームの担い手となった。代表的なアルバムには「ラモーンズの激情」のほか、「リーヴ・ホーム」（１９７７年）、「プレザント・ドリームス」（１９８１年）など。

米国ニューヨーク出身のロック・バンド。ギタリスト兼ボーカリストのデヴィッド・バーンを中心に結成され、１９７６年のアルバム「サイコ・キラー’７７」（１９７７年）でレコード・デビュー。当初はラモーンズらと並んでニューヨーク・パンクを代表するグループとして知られたが、８０年代にはエスニック・サウンドにもチャレンジしてピーター・ガブリエルらとともにワールド・ミュージック・ブームの一翼を担った。代表的なアルバムには、ブライアン・イーノをプロデューサーに迎えた「リメイン・イン・ライト」（１９８０年）、同名映画のサウンド・トラック「ストップ・メイキング・センス」（１９８４年）などがある。