ロックの殿堂 / The Rock and Roll Hall of Fame
[殿堂入りリスト 2003年]
AC/DC | |
オーストラリア出身のハード・ロック・バンド。アンガスとマルコムのヤング兄弟を中心にシドニーで結成され、1975年の「ハイ・ヴォルテージ」でアルバム・デビュー(同年のリリースはオーストラリアのみ。英米におけるデビューは76年)。ブルージーなギターを中心にヘヴィ・メタル・ブギと呼ばれるハードなロック・サウンドで人気を集めた。代表的なアルバムには「ロック魂」(1977年)、「地獄のハイウェイ」(1979年)、初の全米トップ・チャートに輝いた「悪魔の招待状」(1981年)など。 |
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ザ・クラッシュ / The Clash | |
ジョー・ストラマー(ボーカル、ギター)、ミック・ジョーンズ(ギター)を中心にロンドンで結成されたパンク・ロック・バンド。1977年リリースのアルバム「白い暴動」でデビューし、セックス・ピストルズとともに当時のブリティッシュ・パンク・ブームの担い手として活躍。政治色の濃いメッセージ・ソングと、レゲエ、ソウル、ロカビリーなどを取り込む幅広い音楽性で高い人気を誇った。代表的なアルバムにはLP2枚組の「ロンドン・コーリング」(1979年)、同3枚組の大作「サンディニスタ」(1980年)などがある。 |
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エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ / Elvis Costello & the Attractions | |
1954年、ロンドン郊外のパディントンに生まれたエルヴィス・コステロ(本名はデクライン・パトリック・アロイシアス・マクマナス)は、パブ・ロック・レーベルとして知られるスティッフ・レコードから1977年にアルバム「マイ・エイム・イズ・トゥルー」を発表してレコード・デビュー。直後にキーボード奏者のスティーヴ・ナイーヴらを集めてバック・バンドのアトラクションズを結成する。デビュー当初はパンク・ロッカーの要素を漂わせていたコステロだが、やがてブリティッシュ・ロック史上屈指のメロディメイカーとしてその才能を華麗に開花させていく。コステロを代表するアルバムとしては「トラスト」(1981年)、「キング・オブ・アメリカ」(1986年)、ポール・マッカートニーとの共作ナンバーを含む「スパイク」(1989年)などがある。 (ポールの関連アーティスト・リンク集へ) |
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ザ・ポリス / The Police | |
スティング(ベース、ボーカル)、アンディ・サマーズ(ギター)、スチュワート・コープランド(ドラムス)の顔ぶれで1978年に「アウトランドス・ダムール」を発表してアルバム・デビュー。ジャズ、クラシック、黒人音楽などを背景にアバンギャルドな一面 を覗かせる高度な音楽性で高い評価を得た。代表的なアルバムは「白いレガッタ」(1979年)、大ヒット・シングルの「見つめていたい」を含む「シンクロニシティー」(1983年)など。また、スティングはポリスの活動停止後にソロ・シンガーへ転身し、アルバム「ブルー・タートルの夢」(1985年)などでジャズ・ロック的なアプローチを展開している。 |
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ザ・ライチャス・ブラザーズ / The Righteous Brothers | |
カリフォルニア出身のビル・メドレーとボビー・ハットフィールドにより1962年に結成された白人男性2人組のユニット(二人はともに1940年生まれで兄弟ではない)。デビュー以来、黒人ソウルの影響を受けた多くのヒット曲を生み出し「ブルー・アイド・ソウル」のルーツとも呼ばれた。代表的なヒット曲には、フィル・スペクターがプロデュースした「フラレた気持ち」、白人ソウルのスタンダード・ナンバーとして知られる「アンチェインド・メロディ」などがある。なお、彼らのほかにも多くのシンガーがカバーした「アンチェインド・メロディ」だが、1990年には米国映画「ゴースト/ニューヨークの幻」の主題歌としてライチャス・ブラザーズのバージョンが再びヒットを記録している。 |
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